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2021年7月14日
7月12日から14日にかけて、枦宇土・下浦・山口地区において無人ヘリコプターによる防除作業を実施しました。管内では初めての取り組みで、高齢化・後継者不足による労働力不足の解消と、農地の保全・農作業の軽減・低コスト化を図ることを目的としています。
今回は早期米を栽培されている生産者に対して、無人ヘリによる一斉防除の実施を周知し、依頼の有無を営農課で取りまとめてヤンマーアグリジャパン(株)へ作業を委託。51件の生産者より依頼を受け、約26haの防除作業を実施しました。無人ヘリによる防除作業は、労働力不足の解消や低コスト化のほか、出穂時期における適期の散布や広範囲の病害虫の駆除などの効果があります。
今後は、本渡五和管内の全域で飼料稲(WCS)を含めて実施を計画しています。
2021年7月9日
天草畜産農協は7月9日(金)、天草家畜市場で子牛品評会を開催し、天草管内から16頭が出品されました。厳正な審査の結果、山田勝さん出品の「ゆりひめ号」が優等賞首席に輝きました。「ゆりひめ号」は、父が「福之姫」、母の父が「百合茂」、母の祖父が「福桜」。
山下祐重審査員は「ゆりひめ号」について、「体上線も平行で体高もあり、出品牛の中でも発育良好で素晴らしかった。」と講評を述べられました。
その他の優等賞入席牛は次のとおりです。※管内出品牛のみ
▼2席 「ゆりひめ号」 松下 勇一さん(五和町城河原)
※首席と同じ名号の出品牛です。
▼3席 「さえこ号」 山形 栄樹さん(五和町手野)
▼4席 「ふくみ号」 山形 毅さん (五和町手野)
2021年6月19日
第32回通常総代会が6月19日(土)、本店大会議室において開催されました。本年も新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策として、書面議決権行使書による議決権行使をお願いし、総代510人中、直接出席4人、議決行使書467人、来賓には
出席をお控えいただくなかでの開催となりました。
総代会では、令和3年度事業方針として、第6次JA本渡五和活動総合3カ年計画の最終年度として、これまでの取り組み状況を検証・精査し、引き続き「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」を図るため、営農法人などの担い手への経営支援や労働力確保支援等に努め、また、持続的・安定的な生産基盤の強化を図り、「持続可能なJA経営基盤の確立・強化」に向け、県域・JA全般の課題を踏まえた経済事業改革、金融店舗・ATMの再編への取り組みを具体化していくことを決めました。
このほか、令和2年度事業報告や令和3年度事業計画、JA本渡五和「不断の自己改革」取組宣言など5議案および附帯決議が上程され、慎重に審議された結果原案通り承認可決されました。
2021年6月17日
6月17日(木)、本町営農組合は本町保育園の園児27人に田植えとどろんこ遊びの体験学習を行いました。
同体験学習は、子ども達に食べ物の大切さと農業の大変さを体験して欲しいという同営農組合と本町保育園の共通の願いから実現し、今年で4回目となります。田植え体験では、松元正和組合長が「稲が生長すると美味しいお米になります。田植え体験を楽しみ、毎日観察して食べ物を大切にすることを学んでください。」と挨拶されました。その後、園児たちは営農組合員と担任の先生に手を引かれながら田んぼへと入り田植えを開始。小さな手に苗を持って、ぬかるむ田んぼに苦戦しながらも一生懸命に手植えしました。
田植え後にはどろんこ遊び体験が行われ、園児らは田んぼを駆け回り、全身泥だらけになって楽しみました。
今後は10月に稲刈りが行われ、保育園では収穫したお米を使い、おにぎり作り体験が行われる予定です。
2021年6月15日
(農)天草営農組合では、飼料稲(WCS)の苗の自家育苗に取り組んでいます。
同組合では、昨年より連棟ハウスを建設し、約25ha分の苗の育苗を行っています。5月より2回(前期・後期)に分けて播種作業が行なわれ、現在、後期分の1,900箱の苗が順調に成長していました。
大塚基生組合長は「天候をみながらの育苗は難しく、毎年が勉強である。しかし、自家苗を生産することで大幅なコストダウンにつながる。組合員が共同作業を行い、播種作業や育苗管理を行なうことで栽培に対する意識の向上にもつながるため、今後も組合員一丸となって取り組みたい」と話されていました。
栽培されたWCSは、8月に刈り取り作業が始まり、契約された畜産農家へ引き渡されます。
2021年6月8日
6月8日(火)から11日(金)の4日間にわたり、計14カ所で地区説明会を開催しました。
毎年、総代会前に各地区で開催しており、事業報告や事業計画の説明及び組合員の皆さまとの意見交換を行うことを目的に実施しています。本年も新型コロナウイルス感染症の感染防止の観点から、公共施設(コミュニティセンター等)での開催については、人数制限や時間短縮、3密を避ける等の行政指導のもとでの開催となりました。
こうした中でしたが、説明会には多くの皆さまにご出席いただき、役職員より事業実績報告や各事業における取り組み状況などの報告を行うことができました。また、県域JA構想や支店再編等の重要な事項についても説明を行い、出席された組合員の皆さまより貴重なご意見・ご要望をいただくことができました。
今後も組合員・地域の皆さまとの対話を通じて、地域・農業の課題を迅速に把握し、ニーズに即した事業を展開してまいります。
2021年5月10日
天草畜産農協は5月10日(月)、天草家畜市場で子牛品評会を開催し、天草管内から23頭が出品されました。厳正な審査の結果、(株)田中牧場さん出品の「ひさみ4号」が優等賞首席に輝きました。「ひさみ号」は、父が「華春福」、母の父が「安福久」、母の祖父が「百合茂」。
山下祐重審査員は「ひさみ4号」について、「体高もあり、全体的な体格のバランスが非常に良かった。出品牛の中でも特に発育良好で素晴らしかった。」と講評を述べられました。
その他の優等賞入席牛は次のとおりです。※管内出品牛のみ
▼2席 「ひなた1号」 山下 友美加さん(五和町手野)
▼3席 「てるこ号」 倉田 尊文さん (本渡町本泉)
▼5席 「もりた28号」 (株)田中牧場さん(五和町城河原)
▼6席 「みほ号」 岡田 敏秋さん (五和町御領)
2021年4月21日
管内で4月21日(水)から「天草びわ」の出荷が始まりました。今年は寒波の影響もなく順調に生育し、品質の良い2L玉が中心となっています。生産量は平年並みで、ピーク時には日量400ケース(1ケース1・5㌔)が出荷される見込みです。
管内のびわ部会員は25人で約2.7haを栽培し、品種は「長崎早生」が50%、「茂木」が40%、「なつたより」が10%。生産者が収穫後にサイズ毎にパック詰めし、鬼池と引坂集荷所の2ヶ所で検査を受け、県内市場へ出荷。6月初旬までに目標出荷量4㌧を計画しています。
2021年4月17日
JA本渡五和と本渡諏訪神社は4月17日(土)、本渡町山口の神饌田で御田植祭を開催しました。今年で28回目を迎える御田植祭には、氏子やJA本渡五和、行政関係者ら約30人が参列。一同で五穀豊穣を祈願しました。
神事の後、かすりの着物に菅笠姿に扮した早乙女8人と、白装束に烏帽子姿の田男8人が神饌田へ入り、横一列に並んでもち苗「峰の雪もち」を一苗一苗丁寧に手植えしました。今年は山下政敏さんが初めて太田主に選ばれ、約10aの水田で作られたもち米は、8月上旬に行われる抜穂祭で収穫し、宮中や伊勢神宮、諏訪大社、靖国神社へ献上されます。
太田主の山下さんは「昨年も田男として参加しましたが、新型コロナウイルスの影響で早乙女の姿が無く少し寂しい御田植祭でした。今年は2年ぶりに拓心高校の皆さんに参加していただき、本当に良い御田植祭になりました。私も太田主という重役に責任を持ち、良い米が奉納できるよう管理をしっかりと行っていきます」と話されていました。
2021年3月15日
現在、JA本渡五和では管内農家の労働力不足解消を目的として、JA職員による援農事業をモデル的に実施しています。
高齢化や後継者不足が進み、農作業の管理・収穫時期の労働力不足により、栽培面積の縮小や離農される農家が非常に多く、管内においても大きな課題の一つとなっています。こうした状況を踏まえて、少しでも農家の労働力不足を解消するため、昨年末に全職員へ援農事業への参加意向のアンケートを実施し、「参加したい」と回答した26名の職員を農家のもとへ派遣しています。今年度は、デコポンやポンカンの収穫作業のほか、野菜ではレタスの収穫作業を行っています。モデル事業にご協力いただいた農家さんからは「人手不足のなかで大変良い取り組みだと思う」「今後、生産者からの募集方法を検討して援農事業を進めて欲しい」などの声をいただき大変好評です。
今後は、事業に参加した職員や農家さんからの意見を聞き取り、本格的な取り組みへ向けた検討を行ってまいります。
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